2021年新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、年末から新年にかけて新型コロナウイルス感染が増加傾向となっております。
冬の乾燥によるウイルスの活発化が要因の一つの様ですが、歯止めをかけるべく「1都3県の緊急事態宣言」が発令される模様です。(1月7日時点)
また経済活動が鈍化してしまいますね(涙)

ここでちょっと一個人の思いを綴ります。

 もしも感染予防策が集団での密を避ける事しか無いので有れば、飲食業のみならず社内勤務や通勤(公共交通機関を使用する)までも規制しなければあまり効果が無い様に思います。
 先日とある事情で運転免許の再発行に行った際、行き帰りの電車内の席は密に埋まっていたし(私はもう十年以上電車通勤してないので現在の通勤ラッシュの具合が分かりませんが、きっとギュウギュウでは無いにしろ相当な密状態なのでは?)、署内の諸手続き待ちの行列はスペースの関係上20~30cmの間隔で数十人(百人弱)。
「あ~あ、普通に密だな~、感染しちゃうかもな~」と諦めにも似た感情を抱きました。

つまり感染リスクは飲食以外でも沢山あると言う事なんですよね。

 私は今回の飲食店の時短営業策は単に来客数を減らして感染を避けようとしているだけの安直策で、とても飲食業の事業維持・継続やそれに伴う経済活動減退の影響を考慮しているとは思えないのです。
 だって客層での割合が多いサラリーマンが平日6時に仕事が終わって「お疲れ様。じゃあ慰労も兼ねてご飯を食べに行きましょう。」となり、飲食店への入店が7時頃になったら1時間程度しか時間が無いなんて慌ただしくて行く気にならないですよね。
その結果、お店の収入は0円となるのですよ。

そこで私は思うのです。

「営業時間を変えず入店の際の同行人数を制限(規制)」すればどうなんだろう?

 問題なのは飲食時にマスクを外しての会話による飛沫感染ですよね。確かに大人数による会食では末席の人に聞こえる様に話しかけるシチュエーションが有ったり、会の場を盛り上げる為に大きな声を出したりする事で飛沫が飛んでしまい感染リスクが高まってしまうという懸念が有ります。
ならば、同行人数を4人以下にすれば飛沫が舞う程の大声で話すことも無いですよね。逆に2人位の会話は他人にあまり聞かれたくない個人的な内容もあったりして小声になる位では有りませんか?
とにかく飲食店としては、大人数での会食も少人数での会食もサービスを提供し、代金を得られれば良い訳で、席が埋まれば営業(経営)していけるのですから。
「じゃあ~、時短要請時間内なのに4人以上大人数の家族の外食はダメなのか~?」と言う屁理屈が出そうですが「じゃあ時短要請時間内で有れば家族だからといって食事中に大声で話して飛沫を飛ばして良いのか?」という事になりますよね。

 このまま感染者が増え続ければ医療崩壊につながる危険性を防ごうとしての策なのは理解できます。何事も命には替えられないですからね。であれば要請に協力する飲食店に支給する中途半端な支援金を、感染者隔離施設や医療設備増強、感染医療に従事している方の手当や人員の増強の資金に当てて、飲食店が経営(運営)を維持できる対策を考えて頂きたいな~。
と思う今日この頃です。

皆様におかれましては個々に出来る限りの感染予防を行って頂き、感染無く健康で過ごせます様何卒ご自愛ください。

2021年01月07日